現在のウチョウランはというと遠い先祖にアワチドリが入っているものがほぼ95%をしめます。
うちのウチョウランをみても、赤の色はアワチドリの「紅」を元に作ったものです。
今のウチョウラン実生は交配に行き詰ってしまっています。
発芽率の低下、花の柄、色、サイズの限界などです。
そんなある日、蘭展を見に行った折にある台湾の店にアネチドリがありました。
その時は軽い気持ちで買ってきたのですが、作ってみるとその蘭はウチョウランによく似た大型のもので、交配意欲を高めるものでした。
アネチドリに魅せられて-1へつづく