アネチドリに魅せられて-4

南北の最長距離が約394km、東西の最長距離が約144kmで木の葉のような形をしている島の総面積の半分近くを占める山々です。
日本と同様に地震活動が活発で地震による地滑りがあちらこちらで見受けられます。





台湾は北部が亜熱帯、南部が熱帯に属しています。
そのため、北部は夏季を除けば比較的気温が低いのに対し、南部は冬季を除けば気温が30度を超えることが多くなっています。
台湾の夏はおおよそ5月から9月までで、通常は蒸し暑く、日中の気温は27度から35度まで上り、7月の平均気温は28度だそうです。
冬は12月から2月までと期間が短く、気温は温暖で、1月の平均気温は14度です。
ただし、山岳部の高標高地帯では積雪があり、アネチドリの生育地でも当然積雪が予想されます。
同標高でも北部と南部では気温差は相当有るものと予想され、生育地の絞込みが難しいものとなりました。


アネチドリに魅せられて-5へつづく。