殺虫剤散布

殺虫剤は開花前に10日間隔で二回程済ませておきます。
ウチョウランにはアブラムシ、稀にカイガラムシやヨトウガ、クロバネキノコバエなどがつきます。
アブラムシは集団で維管束に口針を突き刺して師管液を吸って生活する為、ウイルスを媒介することがあります。
カイガラムシは葉の伸長期に付くと一見バイラスを思わせるような葉につれなどの異常をおこさせます。
ヨトウガの場合、幼虫が用土の中に潜み、夜間に葉を食い荒らします。
クロバネキノコバエは、常に用土が湿った状態だと発生し、用土中に幼虫が住み、球根の中に入り込む事があります。
これらを防ぐ為に定期的に数種の殺虫剤散布が必要です。
これら薬剤散布は濃度間違いは当然の事、暑い時の散布は避けるようにしてください。
薬害を起こす事があります。