用土テスト-3

ビバパ用土(ピートモス4:バーミキュライト1:パーライト1)バイオで一般的に植え出し用に使われる用土です。

右がいままでの山苔用土で、左がビバパ用土(ピートモス4:バーミキュライト1:パーライト1)へフラスコ球の開花球を植え込んだものです。
灌水は乾いたらたっぷりを基本に行い、と言いたい所ですがこの用土は乾き具合が分かりづらく、結果的には月一回程の灌水となりました。
芽出しは一番早く、苗も大きく育ち期待していたものでした。



山苔用土


ビバパ用土

山苔用土を100としてのビバパ用土は球数で84%と少なく、大きさ(重量)でも79%と小さいものでした。
球根サイズは冬球売りでは当然大きいほうが良いのですが、実際には来春の苗の大きさが重要となります。
この用土の失敗は乾きが悪い(水持ちが良い)事の自覚不足による灌水過多で、結果的には40日に一回程度の灌水で良い位でした。
この用土は水遣りを極めれば最良の結果が出そうですが、生産者レベルでは堀上が大変(発酵マットからカブトムシの幼虫を掘っている感じ)でした。
来季もテストしてみようと思います。