バイテク
播種 メスで鞘を割いて種を掻き落とします。 鞘は絶対に落とさない。 掻き落とした種を培地上に平均に均します。 ゴム栓をして終了です。 フラスコへデータを書くのをわすれずに。 無菌操作では一番簡単ですね。
交配別にシャーレへ 交配違いのないように細心の注意が必要です。
殺菌 アルコールで表面消毒した鞘を交配別に管ビンに入れ、今度はピューラックスでさらに表面消毒します。 これをやることによってカビの発生は極めて少なくなります。 交配間違いの無いようにデータはしっかりと。
ここのところ毎日播種作業をしています。 以前に掲載したものを再び掲載します。 粗調整 今日から4.5日にかけて羽蝶蘭の播種を紹介していきます。 播種時期は交配55日〜60日後がめやすですが、暖かい地方では冬場の寒さ不足を考慮して5日〜7日程度早めの播…
先日、ある展示会で会った知人よりニオイエビネの白花の播種をお願いされ、とりあえずエビネの播種はやった事が無かったので、ブログネタにと播種してみました。 交配日はわかりませんが、時期からみて五か月ほどたっているのではと思います。 もうちょっと…
木本類は草物と比べると組織培養は難しいとされています。 茎頂培養をやる前に培地テストに播種してみました。 発芽は蘭からすれば当然簡単なものですが、増殖となると難しいものです。 播種10月5日(松) ウッドプランツ培地にて 発芽開始10月15日 …
コアニチドリでは普通にできるムカゴ(零余子,珠芽)ですが、羽蝶蘭でも成績のよいものにはできるものです。 ムカゴ(零余子,珠芽)とは植物の栄養繁殖器官のひとつで羽蝶蘭では花序先端に形成され、離脱後に新たな植物体となります。 これは親株の分身で分…
キンラン(金蘭)Cephalanthera Falcata キンランは北海道を除く各地に自生し、黄色(金色)の花色からそう呼ばれるそうで、人工栽培は難しいそうです。 同属では白い花を咲かせる、ギンラン(Cephalanthera Erecta)がよく知られています。 先日、お世話にな…
前回はネジバナの茎頂培養でしたが、今回は実生です。 播種二か月ですが早いものは発芽始めました。 小さい粒粒は種子です。
最近よく園芸誌に紹介されているカキラン。 先日、知人より電話があり「播種したことはあるか?」と、カキランは難発芽だそうですね。 取りあえず、チャレンジしてみました。 種付のカキラン購入ですので交配日は分からぬままの播種ですが、見た目は未熟種子…
私がツツジ用に使う基本培地です。 この培地に植物ホルモンを加えますが、ツツジの種類や活着、増殖、発根用などで全て変えています。 硝酸アンモニウム 400mg/L 硝酸カルシウム 556mg/L 硫酸カリウム 990mg/L 塩化カルシウム 96mg/L リン酸二水…
よく芝の中に咲いているネジバナ、斑入りのものは小町蘭と言われています。 ブログネタに茎頂培養をしてみました。 いまいち増殖はできていませんが、もうちょっとホルモン剤の研究が必要ですね。
ブログネタにやりましたノモカリスの組織培養です。 これで培養2か月です。 ノモカリスは中国の雲南あたりに自生しているそうですが、私は詳しくは知りません。
7月13日より始まった播種作業が本日で終了しました。 2か月間の播種も昨年ほどの数ではありませんが満足する本数となりました。 ウチョウラン種子 アワチドリ種子
ここの所、暖かくなりフラスコ内の芽も伸び出しました。 移植作業もあきらめ途中終了です。 置き場もご覧の通りいっぱいいっぱいです。
そろそろタカサゴチドリの播種時期、播種培地作りをはじめました。 培地は一回で10L作ります。 300ccフラスコにお玉一杯で深さ15mmから20mmほどに分注します。 これで100本弱できます。 ゴム栓を乗せて、アルミホイルを掛けます。 オートクレ…
タカサゴチドリの白紫点花です。 距が短く細かい斑紋、サツマチドリに近いような花ですね。 今期加温した早咲きのタカサゴチドリの試験播種を今夜行いました。 今期はウチョウランとの交雑の種のりが良いようです。 ちょっと未熟すぎでしたけどね。 台湾の秀…
金曜日よりマザーフラスコ発売 3週間程前に播種した混合種のマザーフラスコが発芽してきました。(播種の様子は今日の花2013.4.23をご覧下さい) そこそこ発芽率は良さそうなので、今週金曜日から値付けして店に並べようと思います。 限定200本で、発芽…
フラスコハウスの冬囲いとり。 以前は冬にはストーブにて凍らない程度に暖をとっていましたが、ここのところシート掛けだけの冬囲いをしています。 この段階で殆どのフラスコが発芽しています。 例年より大分早いように思われますが皆さんはどうですか。 完…
未熟で播ききれなかった種を混合で播きました。 先日、フラスコハウスへいったところ未熟播種したものが早くも発芽していました。 今年は発芽が例年より早いようで、慌てて採っておいた種を播きました。 種精製 薬包紙を使いシイナを取り除きます。 精製した…
台湾サギゴケ 学名 Staurogyne concinnula キツネノマゴ科 タイワンサギゴケ属 組織培養増殖したタイワンサギゴケです。 植え出し順化したもので、これから本植えとなります。 根の伸びも良く順調そうです。
ここ数年、種ノリが悪く交配数が激減していたので、 今年は気合を入れて大量に交配をしました。 しかし、何故か今年は種ノリが良く、9割以上が種を付けていました。 うれしい誤算で、播ききれなかった種はすべて混合し、 播種して来年発芽が確認され次第、…
ウチョウランより早い休眠のタカサゴチドリの洗い出し作業を始めました。 見た目はウチョウランと変わらないですね。
本日で播種終了としました。 ながい、ながい、播種作業でした。 交配した種は、まだまだあるのですが、フラスコ置き場もいっぱい、いっぱいで置き場もなくなりましたので、あきらめです。 これから、フラスコ売りパンフ作りにはいります。 写真集といっしょ…
播種作業で毎日追われています。 ここの所来客が多く遅れぎみですが、播種数も4000本近くまで行きました。 種親木を見ると現在で約半分ぐらい、フラスコ置き場も満杯状態、こんなに作って売り切れるのか心配です。 混合種子は播けそうにないかも。
現在、播種作業中です。 ここ数年、種ののりが悪く、物不足が続いていました。 今年は種のりが悪いのを前提で交配数を多くしましたが、今年に限って、すごく種のりが良いのです。 毎日300本ペースで播種していますが、いつになったら終わる事やら、しばら…
ウチョウランの一年球移植始めました。 マザーフラスコからシャーレに取り出し、一球一球ばらして新しいフラスコへ移植していきます。 正月休み返上で頑張ります。
学名 Dicksonia anterctica 日本名 ディクソニア・アンタルクティカ 分類 木立性シダ植物 科名 タカワラビ科ディクソニア属 原産地 オーストラリア 二ヶ月ほど前に移植したディクソニア。 中央のフラスコは移植の残りで両脇のフラスコが移植したものです。 …
学名 Dicksonia anterctica 日本名 ディクソニア・アンタルクティカ 分類 木立性シダ植物 科名 タカワラビ科ディクソニア属 原産地 オーストラリア 葉裏の胞子です。 忙しく移植もできずにいたディクソニアです。 僅かですが移植をしました。 増殖は簡単なの…
台湾サギゴケ 学名 Staurogyne concinnula キツネノマゴ科 タイワンサギゴケ属 沖縄から台湾・中国に自生している、タイワンサギゴケです。 やや日陰で、湿った斜面に多くみられる可愛い花で、現地では四月に開花しています。 このフラスコは実生したもので…